強烈な価格ダウンする商品である着物をしたたかに、高値で売るには。

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祖母が亡くなったときに、私の母に着物を託しました。よくある形です。着物というのは、大変値の張るもので簡単に数十万円の着物というのが新品では発売されています。祖母が着物を呉服屋さんで作った際にも、当時の貨幣価値で行くの数十万円を支払って作っていると思われます。

そして、そういう着物が祖母から母に託されて、そして、今母が体も勝手が効かなくなり、娘の私に祖母の分と自分の分の着物を託したのが5年前のことでした。祖母からの古い着物が7セット、母からの分が5セットありました。

普通ならば、今度は私が結婚して、娘が出来たら、おおおばあさん、おばあさん、お母さんのきものですよ、大切に保管しておくのですよ・・・と託すのが一つの形なのでしょうが、そんなスぺ-スも私にはないし、将来、まだ見ぬ娘が着物を常態的に切るとは思い難いのでも思案しておりました。

それならば、せめておばあちゃの分は私の代で処分してあげるのが、一番良いと思い買取り専門業者のところに持ち込みました。当然買取専門業者さんとか知るわけはなく、ネットで調べてちゃんと対応してくれそうなところを見つけて、電話入れて、着物を持ち込みました、手提げのバッグもありましたが、売り物にはなりなさそうでしたので、持ち込まずでした。

生前、母から聞いていたのでは、「7着の着物はすべて、高価な着物である。一着一着30万円以上するもので、全部で200万円程度はするらしい・・・。困ったときにお金に換えるのがいいらしい」ということでした。

そういう経緯があったので少しワクワクしながら、ネットで見つけた買取サイトに電話を入れました。

そして、訪問見積もりをしてくれるということで、依頼して、見積もりスタッフが来てくれました。感じの良い女性でした。貴金属の買取で、小物を買ってくれて。その他の貴金属を恫喝のようにして買い上げていく商法があるので、少しそんなことを警戒していましたが、実際はそんなことは有りませんでした。1着1着丁寧に手に取ってチェックして7着で1万5千円でした。

「えっ・・・・????」という顔をしていたら、見積もりスタッフの女性が、「これらの着物は、購入当時、数十万円もしたものばかりだと思います。ただ、着物というのは素材の材料費用、政策技術料以外に、流通とか、格付け費用とか乗っているので高く取引されます。中古になると、流通、格付けのための費用が一切なくなるので、価格としては1/10程度になってしまいます。着物単体という見立ては余りせず、ひと箱いくらだという価格の付け方で運用されています。」という説明をしてくれました。

「それでも、良かったら我々に売ってください。着物をほしがっていて、大切にしてくれる人たちにお渡ししますから・・」という言葉に心を動かされて、7着すべて手放して、1万5千円を手に入れました。同時期に、着物を手放して買取業者に来てもらった知人がいましたが、5着で9000円という価格だったようです。

着物は、いろんな商品の中でも新品と中古の値差は非常に大きいです。家、車、家電、洋服・・等の商品がありますが、和の着物の価格落ちが一番激しいです。同時期に着物を手放した知人は、有名な作家の手の品物があったので、それはネットオ-クションにかけて、買取業者価格の10倍で売却することが出来たと話しておりました。母の着物は、そういうものがないかということを次回はきちんと見るつもりです。

有名な作家の作品であることを見抜く目を持たないと、しんどいわけではありますが、ひと箱いくらですというやり方で、買い取られていくのは、着物を託されたものとしては非常に忍びないものがありました。

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